こんな本読んだ 5月分

5月に読んだ本をまとめてみました。 ピリオド 乃南アサ 5月6日読了 40歳、バツイチの女性カメラマン・葉子、不倫相手と愚痴の電話を掛けてくる元同級生だった嫂。兄は末期のがんに侵されていた。 そしてその子供たち、甥っ子が大学受験で上京。葉子のマンションに泊まりこむ。 またその妹、葉子の姪も田舎でいろいろな事が起こり、葉子の所に転がり込んでくる。 葉子にとっては変わらない生活だと思っていたけれど、めまぐるしく周りの環境が変わっていく。でもこのくらいの年齢になるとこういった事が起こるのもありうるな、と思えた。 使命と魂のリミット 東野圭吾 5月7日読了 病院に脅迫状が届く。初めは医療ミスを告発するためのものか・・そう思えた。 刑事が病院に調査に乗り出す。 研修医・夕紀の父は昔刑事であり、ある事件後退職をしている。その後、父は術中に死亡してしまう。 その後、母は手術を担当した今時分の教授でもある医師と恋愛関係に陥る。 夕紀は自分の父の病死に不審を抱き、医師を目指す。 この脅迫状は思わぬ展開に。結末にちょっと泣けた。 銀行狐 池井戸潤 5月8日読了 短編集。銀行内部のことばかりかと思ったが、それ以外もあって、あっという間に読み進みました。 カカシの夏休み 重松清 5月13日読了 3話で構成。 「カカシの夏休み」「ライオン先生」「未来」重松さんの描く人間たち。悩んだり、苦しんだり、笑ったりとどの人物も生き生きと描かれている。正…

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こんな本読んだ 「バスジャック」

「バスジャック」 三崎亜記 短編集。 タイトルになっている「バスジャック」。これはブーム化してしまったバスジャック。 発端は地方テレビ局のカメラマンが偶然乗り合わせたバスジャックの模様を収めたビデオ。 高速バスにはバスジャックを期待する人々で乗車率がうなぎのぼり。 そしてあるとき、バスジャックがバスをのっとった。 しかしそのバスジャックの犯人たちはなんともはや、お粗末なもの。 そして本当のバスジャックの伝説の生き残りが立ち上がる。 一番良かったのは、本当に短いストーリーだけれど「しあわせな光」両親を事故で失った孤独な青年が丘の上から自宅を見ると明かりが灯り、家の中で幸せだった少年時代の思い出がよみがえっている。しかし、ある日、今よりちょっと歳をとった青年と、女性。そしてかわいい女の子、そんな姿が映る。それ以来、丘の上から自宅の明かりは映らないけれど、青年は生きる希望を見つける。とても短いストーリーの中に暖かいものを感じた。 三崎さんの小説。 不思議な感覚のものが多いです。 私はこういう作風は嫌いではない。 でも感想を表現しづらいところが、私の文才の少なさゆえかな~~。 短編が多いので読みやすいかも。

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こんな本読んだ 4月分

4月に読んだ本 まだ、4月は終わっていませんが・・・ 群雲に舞う鷹 秋山香乃 4月8日読了 日露戦争で指揮を執った奥大将の物語。 なぜ日露戦争が起きたのか、ほとんど知らなかったので、興味深く読めました。 奥大将の人となりを従軍記者だった作家の田山花袋、岡本綺堂の目を通して描く。 しかし、この戦争のむごさを象徴しているのは最後の場面であり、それにつなげるために2人の目を通して奥大将を描いているのだと思った。 幸せになりたい 乃南アサ4月11日読了 幸せになろうとすればするほど遠ざかってしまう主人公たち。何が彼らを狂わせてしまったのだろう・・と思ってしまう短編集 新人だった 原田宗典4月16日読了 原田さんの自分がコピーライターの助手をしていた頃の話、相変わらず笑える話が多かったけれど、青年時代の悩みが織り込まれており、それがとてもよかった 携帯フォビア 吉村達也4月20日読了 携帯依存症の人が多い中、携帯恐怖症(フォビア)の人がいるのか~、と思って読み進めていくと登場人物の異常さに驚き、戸惑い。そして悲劇的な結末のあとに明かされた事実。そしてこれが事実だったのか!?と驚く。 美女と竹林 森見登美彦 4月26日読了 竹林の話だけに妄想と現実が入り混じっているようなエッセイのような小説のような、不思議なストーリー。森見さんらしいオモチロイ世界でした。 鼓笛隊の襲来 三崎亜記4月27日…

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こんな本読んだ 3月分

3月に読んだ本 失われた町 三崎亜紀 3月3日読了 ブルースカイさんが三崎さんの紹介を以前されていて、気になっていたので読んでみました。 町が消失する。そこに住んでいる人たちも消失する。それは逆らえないことであるので、残されたほかの町の人たちはそれを悲しんではいけない。そこから町に汚染されていくから・・・ 町の消失を阻止する人の健闘を描いたりしている。 とても不思議な物語。SF的だけれど、人間の気持ちを描いている。 今までにあまり読んだ事がない作風でした。 風の墓碑銘 乃南アサ 3月4日読了 音道刑事と滝沢刑事が再びコンビを組んで事件を追う。24年前の白骨発見。そして起きた老人撲殺事件、すべてが繋がる。 BT’63 池井戸潤 3月5日読了 心の病で仕事と妻を失った主人公がある日、実家に戻り父の遺品の品、父が若かりし頃、働いていた運送会社で使ったユニフォームを手にしたとたん、その時代にタイムスリップ。 BT(ボンネットトラック)に呼ばれるようにタイムトリップする。そこでみた父の姿。 とても面白いストーリーでした。 容疑者Xの献身 東野圭吾 3月9日読了 映画化された作品。 悲しすぎる愛情。石神をここまでさせてしまった愛の深さに驚きつつ、なぜ、こんな事が出来たのか・・・そう思えた。 6月19日の花嫁 乃南アサ 3月17日読了 結婚式まであと5日。それなのに記憶を失い、自分が何者で、誰と結婚するか…

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こんな本読んだ 2月分

先月読んだ本 仇敵 池井戸潤 2月3日読了 大手銀行で働いていた恋窪が陰謀によりそこを追われ、今は地方銀行の庶務行員。人間らしい生活を送れるようになり、心の平安を取り戻した頃、彼の周りで以前の仇敵の姿が見え隠れしてくる。それらを倒すために奮闘。ありえない展開だけれど、銀行内部をよく知り尽くしている作者の筆のうまさに引き込まれるように読みました。 壺霊(これい)(上)(下) 内田康夫 2月6日 2月10日読了 光彦さんが京都のデパートのグルメ街を取材する依頼を受ける。それと同じく刑事局長の兄からある人から頼まれた、という別件を抱えて京都に。 その別件とは母親と壺のありかを探すこと。 京都ならではの名所がいろいろ出てきたり、京都に伝わる伝説なども登場。 旅情たっぷり。そして起きた殺人事件。 その事件にもかかわり謎を解く。 やはり、光彦さんの活躍はいいですね~~。 テレビで見る光彦さんもいいけれど、やはり自分で光彦さんを想像するほうが好きだわ~~ クジラの彼 有川浩 2月13日読了 これは前回紹介したので省略。 塩の街 有川浩2月20日読了 有川さんのデビュー作。 自衛隊3部作の1作目です。 どこからか飛んできた塩の塊によって人間が塩化してしまい、塩の柱なってしまう。 壊滅的な危機に陥った日本。 塩害によって両親を失った高校生の真奈と自衛隊をとある事件をきっかけに飛び出した秋葉のラブストーリー サイエンスミステリー…

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こんな本読んだ 「クジラの彼」

またまた有川浩さんの本です 「クジラの彼」 短編集です。 中に収められている、「クジラの彼」 「有能な彼女」は前回紹介した、 「海の底」 のその後・・・・ と言う感じ。 また、「ファイターパイロットの君」は「空の中」のその後です。 「クジラの彼」 海上自衛隊の潜水艦の艦長を叔父にもつ友人から、人数不足で泣きつかれて参加した合コン。 そこで意気投合した、聡子と冬原 なかなか連絡が取れないもどかしさ。海の底ではソツのなかった冬原が恋愛に対しては結構不器用。 そんなほほえましさ。 「有能な彼女」 海の底のもう一人の主役。 夏木と潜水艦に取り残された女の子・森尾望の数年後の恋愛。 防衛庁の有能の技官として現れた望と問題児・士官の夏木。 彼女を愛しながらも自分の立場を考え、つい恋愛にしり込みしている夏木。 「ファイターパイロットの君」 結婚した高巳と光稀、そして生まれた茜の物語。 他にも自衛隊隊員の恋愛モノが収められています。 どのストーリーも人物がとても魅力的! 仕事(自衛隊)ではとても有能だけれど、恋愛ではとても臆病。 お互いの気持ちを考えすぎて恋愛に臆病になっている。 そんな男女の気持ちがとてもよく表現されていました。 恋愛モノは普段あまり読まないけれど、この有川作品だけは別。 気持ちがホンワカしてきます~~!{%ハート(ポヨンチカチカ)…

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こんな本読んだ 1月分

1月に読んだ本。 予知夢 東野圭吾 1月4日読了 ガリレイの湯川教授が登場する短編集。 テレビで見たものもあったな~~。とこれを読んで思い出しました。 鬼 今邑彩 1月5日読了 ホラーの短編集。 誰にでも心に住む鬼のような気持ちが表現されていて、心理的な怖さを感じた。 海の底 有川浩 1月7日読了 以前紹介したので、省略 小美代姐さん花乱万丈 群ようこ 1月8日読了 実際に浅草あたりで芸者をしていた小美代姐さんの生き様。 辛いこと、苦しいこともたくさんあっただろうけれど、前向きにどっしりと構え、その苦労を通り抜けている。 こういう生き方が出来るといいな、と思える。 風紋(上) 乃南アサ 1月8日読了 風紋(下) 乃南アサ 1月13日読了 私立の女子高に通う主人公の母親がある日、何者かによって殺された。 その犯人はその女子高の先生。不倫の果ての殺人事件。 上巻では女子高生の受けた心の深い傷。またその姉や父親、周りを取り巻く人々がこの事件により、マスコミや世間から好奇の目で見られる辛さ、悲しさ、憤り。 そしてそれは犯人の家族にも向けられる。 平和であった2つの家族が1つの事件でぼろぼろになる、そんな怖さ。 下巻では母を思う気持ちとは裏腹に事件解明の裁判が重点に。 亡くなった母より生きている犯人になぜクローズアップされるのか、母を思う娘の気持ちが取り残されていく。 確かにリアルの世界でも裁判は殺された人より生…

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こんな本読んだ 「空の中」

「空の中」 有川浩著 自衛隊3部作と言われる2作目です。 あらすじ 200X年1月7日。 国内航空機メーカーと政府が共同出資し、作った「日本航空機設計」の国産輸送機・スワローテイル この試験段階も最終チェックに入り、超音速飛行の試験飛行で2万メートルの上空に到達。 その後、爆発炎上。 その事故から1ヵ月後、航空自衛隊岐阜基地から2台のF15Jが飛び立つ。 武田光稀三尉と斉木敏郎三佐。 そしてまた彼らも2万メートル上空で異変を感知。 斉木敏郎三佐を乗せたF15Jが爆発炎上。 この2つの事故の原因・調査を任命された春名高巳。 岐阜基地で生還した武田光稀が女性だったことに驚きながらも事故解明のために、調査を始める。 光稀(みつき)と高巳が再び事故解明のため、2万メートル上空に飛び立ち、そこで不思議な物体に出会う。 一方、斉木敏郎三佐の一人息子・瞬は高知の父の実家で祖父と二人暮らしであったが、その祖父が亡くなり、相次いで父も事故で失ってしまう。 しかし、瞬の幼馴染であり、姉のようにしっかりした佳江、朴訥とした宮じいに支えられている。 その瞬がある日、川でクラゲのような不思議な物体を見つけ、佳江とともに、家に連れて行く。 そのクラゲがある日、父の形見の携帯を使い、瞬との交信を始める。 瞬はそれを「フェイク」と名づける。 そんな2つの話が平行に進んで行き、高巳たちはその物体を白鯨・ディスクと呼び、コミュニケーションをはかる。 ディスクはかなり高度…

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こんな本読んだ 「海の底」

私は1人の作家が気に入ると立て続けにその作家の本ばかり読んでしまう、という悪い?癖があります。 で、今回読んだのは 「海の底」 有川浩著 これは自衛隊3部作とよばれる、中の三作目、だそうです。 「塩の街」 「空の中」 「海の底」というシリーズですが、これは続き物ではないので、どれから読んでも大丈夫ですって! 「海の底」 あらすじ 春爛漫の米軍横須賀基地の桜祭りの日。 海上自衛隊の若きエース、夏木と冬原はおやしお型潜水艦「きりしお」の乗員であるが、2人が起こした突飛でもないゲームにより下船できずに罰則を受けていた。 そんなうららかな日、突然基地内がパニックに陥る。 巨大なエビの大群が突如、姿を現し、次々と人間を襲い喰い始める。 逃げ惑う人々を次々襲い、突然基地内が地獄模様に変わっていく。 そして逃げ場を求めて「きりしお」に数人の子供たちが入ってくる。その子供たちを助けようとした艦長もエビにやられてしまう。 突然子供たちときりしおに残された夏木と冬原。 そして地上では巨大エビと戦うために警察庁や機動隊などさまざまな人たちが登場する。 巨大エビ!? なんか読み始めはあまりにも人が襲われる描写がリアルでちょっと読むに耐えなくなってしまいました。 もし、有川さんの本をこれが一番初めだったとしたら、もう次は手を出せなかったかもしれない・・・ そんなことを思うほどちょっと描写がきつかった~~! その後は巨大エビ…

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こんな本読んだ 12月

12月に読んだ本 図書館内乱 有川浩  12月2日読了 以前紹介したので省略。 悪魔の羽 乃南アサ 12月4日読了 短編集 タイトルとなったものは、南国生まれのマイラが日本人と結婚し、夫の転勤で九州から新潟に引っ越すことになる。初めて見る雪に感動したマイラが、毎日降り続く雪に次第に恐怖心を感じだんだん平静を保てなくなっていく。心理的なものが多かった。 ガンに生かされて 飯島夏樹 12月8日読了 10万人に1人と言う珍しいガンに侵された作者が終末期をむかえた作者がなぜこんなに明るく、前向きに病気と向き合えているのか。多分、いろいろな想いはたくさんあったと思う。でもこの強さにとても感動したし、涙が出た。 図書館危機 有川浩  12月12日読了 こちらも紹介したので省略 ジーン・ワルツ 海堂尊12月16日読了 産婦人科医がこのままでは子供を安心して生めなくなってしまう、と思ってしまうほどの悲痛な心の叫び。 そんなものがこの本から聞こえてきた。実際社会に直結している問題を扱っている 銀行仕置き人 池井戸潤12月18日読了 上司の陰謀で巨額融資の失敗の責任を取らされた黒部が閑職に追いやられ、その事件の裏を追っていくうちに見えてきた癒着。本当にこんなことがあったら怖い。 レインツリーの国 有川浩12月23日読了 こちらも紹介したので省略 螺鈿迷宮 海堂尊12月30日読了 かなり現実とかけ離れている気がする医療サス…

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こんな本読んだ 「レインツリーの国」

「レインツリーの国」 有川浩 この本は、図書館内乱の中で出てきた本。 図書館内乱の作品の中で生まれた物語、といっていいみたいです、 内容はある「レインツリーの国」というHPに書かれていた小説の感想に共感を抱いた伸がそのHPの管理人・ひとみにメールを送る。 メールのやり取りを重ねていくうちに人柄にひかれ、会いたい!と思うようになった伸。 何とか会うことにこぎつけた伸。 初めてひとみと出会い、時間をすごすうちに、メールでのやり取りと実際あった印象に違和感を覚えた伸。 ひとみは途中聴覚障害者だった。 聴覚障害のひとみの気持ちはなんとなくわかる。でも伸によってかたくなだったひとみの心が少しずつほどけていくのが良かった 恋愛小説と言っていいかな。 図書館シリーズのように、ああ!面白い。 という本ではありませんが、心に入っていく本でした。

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こんな本読んだ 「図書館内乱」「図書館危機」

有川浩先生の 「図書館内乱」「図書館危機」読みました。 これは以前紹介した 「図書館戦争」シリーズもの。 順番的には 「図書館戦争」→「図書館内乱」→「図書館危機」→「図書館革命」 と続き、「別冊図書館戦争1」→「別冊図書館戦争2」の計6冊になります。 私は読む順が違ってしまいました。 図書館戦争のあらまし メディア良化法という法律が出来、メディア良化委員会がふさわしくない表現・言い回しを使った書物に対して検閲・その書物を押収に対抗する図書館隊。 この図書館隊に所属する図書館特殊部隊に優れた身体能力で起用された笠原郁。 彼女は高校生のときに、本屋で自分が購入しようとした本をメディア良化委員会の手により押収されようとしていた。その本を守るために万引きするという暴挙に出て、メディア量化委員会に立ちふさがれる。 そこに現れた図書館隊の一人の青年により救われ、「王子様」と憧れ、図書館隊を希望し、入隊。 そこにいたオニ教官堂上。 反発しながらもお互いに気になる存在。 「図書館内乱」 内乱というだけあって、図書館内で起きた事件を取り扱っている。 図書館内で起きた痴漢騒動・そして差別問題 その被害者の毬江は堂上教官の同期・小牧の近所に住む高校生。 毬江一家と小牧一家はとても親しく、毬江は小牧に恋心を抱き、小牧も毬江を妹以上の存在に感じている。 そして毬江が突然難聴になってしまうという不幸な事件が起こる。 痴漢も毬江が声を上げられないというとこ…

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こんな本を読んだ 11月

先月はチョコチョコ読んだ本を紹介しましたが、先月読んだ本をまとめてみました。 不祥事 池井戸潤 調査役相馬とアシスタント花咲舞が臨店でいろいろなトラブルを解決。銀行のあるべき姿を一番良く理解しているのは花咲だと思った。 窓 乃南アサ 聾唖の高校生真理子とその兄・俊太郎。友人の有作。そしてある事件を通して知り合った聾唖学校に通う少年・直久との出会い。彼は人を信じない。それは聾唖というだけで言われない差別を受けていた。ちょっと辛いなあと思った。 別冊図書館戦争1・2 有川浩 図書館革命 有川浩 これらは以前紹介したので、省略。 きよしこ 重松清 吃音の激しい少年が父の転勤でたびたび転校を繰り返し、その中で出会った友達との関係をえがいている。 「きよしこ」とは少年がクリスマスソングの「きよしこの夜」のフレーズのいみを 「きよしこ の夜」と思い、心の中に現れる妖精みたいなものをイメージした。 ペルシャネコの謎 有栖川有栖 有栖川先生が実名で登場の推理小説の短編集。 靖国への帰還 内田康夫 この本も先日紹介したので省略。 私の読書タイムは通勤電車の往復時間が主です。 片道25分。 結構その時間に本が読めます。 しかし、内容がすべて頭に残っているかは不明・・ けれどほぼ活字中毒な私にはこの時間も大変貴重な時間です。

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こんな本読んだ 「靖国への帰還」&靖国神社

内田康夫先生の 「靖国への帰還」読みました。 話は第二次世界大戦末期、敗戦が濃厚となった日本。 本土襲撃のB29を打ち落とすべく出撃した柳飛長とともに武者中尉。 そして敵機を数機撃ち落した後、自分も足に怪我を負い、意識を失いながら着陸。 そして気がついてみると医務室にいた。 しかしそこは昭和20年の日本ではなく、平成7年の日本。←間違えました。済みません、2007年 (平成19年です) 武者は62年後にタイムスリップしていた。 タイムスリップ???? 内田先生、今までと作風を変えたのか?? と不思議に思いながら読み進めていくと、総理大臣の靖国参拝問題に触れていました。 どうやら、タイムスリップを題材に靖国問題のことを書きたかったようです。 お国のために亡くなっていった人々とA級戦犯といわれる人々を一緒に祀るのはおかしい。 そんなことが今までも何度も論調として繰り返されていました。 特にアジア各国からの圧力。 それをタイムスリップし、現代の世にやってきた武者中尉を通してたとえA級戦犯として責任をとった人々の死者に鞭打つような論調はいかがなものか・・・  今となっては東条英機などは悪者だけれど、戦時に向かわざるを得なかった当時の時代背景を考えれば彼らだけに責任を負わせるのはおかしい。 などを言いたかったのではないかと思えました。 私としては戦争はけして起こしてはいけないし、あってはならない。 そう思います。 日本は戦後、一度もアメリカや諸外国のよう…

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こんな本読んだ 「図書館戦争」

8月に読んだ本の中で図書館戦争・有川浩著という本がありました。 それの続編がこの図書館戦争のあとに、図書館内乱・図書館危機・図書館革命と続きます。 そしてこの4冊とはまた別に別冊図書館戦争(1)(2)がありました。 図書館で借りた私は読む順序が逆になってしまい、別冊を先に読んだことに・・・     この図書館戦争のあらすじはというと、日本はメディア良化法という法律が施行され、言論の言い回しが不適切だとその本は取り締まられ、発行を禁止される。 そしてその本たちをまもるために組織された図書館隊(ライブラリーフォース)という戦闘部隊。 そこに配属された紅一点の笠原郁と上司・堂上篤との恋愛モノですが、これが面白い。 恋愛話だけではなく、もし本当にこのような表現の自由を奪われたらどうなるか・・・ そんなことも考えさせられた話でした。 別冊1はすでにこの堂上と笠原が付き合っていて結婚までいっていました。 そして別冊2では今までの回想と笠原の同期、美人で情報部員の篠崎とちょっと意固地だけれど、イケメンの手塚との恋愛も絡んでいました。 う~~ん、こういうことか・・・ と思ったけれど、やはり全部読まなくては! そう思ってまた順番では1番最後の 「図書館革命」を先に読んでしまいました。 この図書館革命では原子力発電所をテロが襲い、それが1作家の小説そのもの。と言うことで、メディア良化法を推進する政府と図書館隊が真っ向から対立。 かなり臨場感がありドキドキしながら…

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こんな本読んだ 10月

10月に読んだ本 魔術はささやく 宮部みゆき 若い女性が何者かにせかされるようにしてあいついで自殺。その裏にあったものは? そして父親の横領発覚、その後行方不明になってしまい、母親と2人で暮らしていた少年がその母とも死に別れ、叔母の家に引き取られる。その生活の中で、であった事件。「サブリミナル効果」と「催眠術」これがこの小説の中のキーポイントになっていて、とても興味深かった。 シャイロックの子供たち 池井戸潤 大手銀行のとある支店の行員を題材にしたショートストーリーのつながり。どこの企業もそうではあるだろうけれど、銀行がこんなにもノルマがきつく、また出世のためにはという上昇志向が強いところだったとは・・・読んでいて怖くなりました ぼくの町 乃南アサ 9月に読んだ「駆け込み交番」の新米警官・高木聖大シリーズの1作目。 高木が警官の研修に配属された交番での生活。ちゃらんぽらんだった高木が一人前になるまで。 もし読まれる方がいるならこちらを先に読んで、その後「駆け込み交番」を読まれたほうが話がつながります 美女は何でも知っている 林真理子 林真理子さんのエッセー。 美容・ファッション・ダイエット・グルメ。女性にとってはどれも関心あるものばかり。 しかし、この先生、よくお金を使います。 そんなことも嫌味になっていないのは人柄か?? オレたち花のバブル組 池井戸潤 こちらは以前紹介した 「オレたちバブル入行組」の第2弾 前…

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こんな本読んだ 9月分

9月に読んだ本 ユタが愛した探偵 内田康夫 沖縄旅行から帰ってきて手にした本。 斎藤御嶽(せーふぁうたき)で発見された遺体。 他殺か自殺か?浅見光彦の推理が働く。 今回は沖縄美人と滋賀のテレビ局で働く女性の間に挟まれていました。 旅行で立ち寄った先が小説の舞台になるとその土地勘がわかってくるので読みやすくなりました。 最終退行 池井戸潤 海底に眠る宝探しと融資。その間にかかわるなぞを支店の副支店長が暴く。 あまりにも夢のような話に現実感がわかないけれど、偽装投資話のネタとしてならなんとなく理解できました。 タイム 深谷忠記 23年前に起きた事件が今現れて時期大物政治家として期待されていた者を窮地に追い込む。 駆け込み交番 乃南アサ 世田谷のとある交番に配属された新米警官・高木ととどろきセブンと名乗るパワフルおじいちゃん・おばあちゃんたちが地域の事件を解決する。 ほのぼのとした小説。お年寄りのパワーを感じる面白い本でした。 乳と卵 川上未映子 緑子のノートに書かれている内容が女性の体のなぜ?を的確に表現している。 うまく言葉に表せないけれど、女性の体ってどうしてこんな構造なんだろう?そんなものをうまく指摘していて、私もそう思う!と思うことがいくつもあった。 でも私的にはこういう文章はあまり好きではないかも・・・ その日の前に 重松清 先日紹介したので、省略 スナーク狩り 宮部みゆき 内容があまりにも重たくて何ともいい難い。 …

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読書も大好き! 「その日のまえに」

}昨日の凹み、励ましのお言葉、ありがとうございます。 もうちょっと時間が経って、落ち着いたらブログに書けるかもしれません・・・ 読み終わった本 「その日のまえに」 重松清 短編集だと思っていたらそれがつながっていた。 小学生の時にクラスであまり好かれていなかったガンリュウと呼ばれていた女の子が入院・手術をすることに。手術をしても難しい病気というニュアンスが担任の口ぶりから察せられる。ある日何人かで先生とガンリュウのお見舞いに。クラスで書いた色紙を持って・・ 子供の時の複雑な思いを大人になって思い出す。そんな始まりの短編。 そしてそれが母と息子の2人暮らしの生活をガンが脅かす。 ガン告知を受けた男性が小学生の時に過ごした海辺の町に再び訪れ、ガキ大将だった友を訪ねる。 そして最後の短編、終末医療を受ける前に新婚時代を過ごした町に訪れた夫婦。 妻は自分の最期を覚悟し、その日が訪れることを受け入れる準備をしている。 ガン告知を受けた男性の話の中で、「自分が亡くなって悲しい、というより、自分という父親がいなくなって悲しむ子供達のことを思うと辛い」そんな文章がとても切なくて・・・ 中・高・短大の子供が居た母もそんな気持ちでこの世を去ったのだろうか・・・そう思うとまた悲しくなってしまいました。 とても良い本で、最期のことを考えると、この本の中に出てくるような人たちのような気持ちで迎えたい。 そう…

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読書も大好き! 8月に読んだ本

8月に読んだ本 果つる底なき 池井戸潤 江戸川乱歩賞を受賞作品。 同僚がある日、「借りだからな」という言葉を残し、亡くなる。ショック死だがそれを不自然に思う。そしてその同僚の残した仕事を引き継ぐうちにある企業に絡む怪しい取引。とてもテンポ良く面白かった。 鹿男あをによし 万城目学 以前紹介したので省略。 ビタミンF 重松清 父と息子。父と娘。色んな家族の色んな結びつき。 親子の絆って・・・そんなことを考えました。 四日間の奇蹟 朝倉卓弥 見知らぬ少女を助けるために自分の指を犠牲にしてしまった天才ピアニスト。助けた少女は生まれながらに脳に障害を持っていたが、ピアノの腕は天才的だった。そんな少女を引き取り、ボランティアでピアノコンサートを病院や施設で行っていた。ある日訪問した病院は如月の学生時代の後輩が働いていたところ。そこで不幸な事故が起こり、それからの4日間が始まる。 これは吉岡秀t隆と石田ゆり子で映画化された作品。 図書館戦争 有川浩 読書の楽しみを奪われたら、言論・表現の自由を奪われたのと同じであり、本を守るため、戦うと、結構内容は重たいものだけれど、登場人物が生き生き描かれ救われている。本を読む楽しみは誰にも絶対禁止できない。つくづくそう思った。 オトナも子供も大嫌い 群ようこ 登場する子供、小さいときから大人びていて、媚びない。オトナの顔色をうかがわず、一本スジの通った子供。オトナとしては扱いづらい子供だ…

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読書も大好き! 「鹿男あをによし」

以前フジテレビ系でドラマ化された 「鹿男あをによし」 万城目学 作を読みました。 ドラマ化されたといっても、私はこのドラマ見ていなかったので、よくわかりませんが、主役の小川先生に玉木宏 生徒 堀田イト役に多部未華子だったようです。 あらすじは、大学の研究室から追い出される形で赴任した先は奈良の女子校だった。 初日に遅刻してきた堀田イトは朝から訳のわからない遅刻の理由を言われ、混乱する。 そしてそれが元で堀田イトや受け持ちの生徒と溝が出来る・・ そんなある日、奈良公園にいる鹿に話しかけられ、とんでもないことが起き始める。 この鹿達、狐・鼠とともに地中深くにいる大ナマズのしっぽを押さえつけている役目を持っているという。頭を抑えているのは小川の母が信仰している鹿島神宮の大黒様。 そして10月・神無月の時にこの大黒様がふらふらで掛けているので、大ナマズも動いて地震を起こす。 その動きを止めるために、小川は鹿からある使命を受ける。 そしてその使いとして人には見えないが鹿男とされてしまう。 とっても面白いストーリーで一気に読めました。 そんな、あり得ない!とは思うけれど、この本を読んですぐに、地震が起きたので、もしかしたら、 大ナマズのしっぽを鹿が抑えていないんじゃないか・・・なんて思えたりして・・・ ドラマを観ていなくても本で十分イメージできます。 万城目学先生の本、「鴨川ホルモー」は京都が舞台。 この「鹿男あをによし」は奈良が舞台。 …

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本も大好き! 7月に読んだ本

7月に読んだ本 千姫狂乱 早乙女貢 千姫の生き方と言うより周りの人たちのことを書いている。淀君がかなり性格悪く描かれていた。 蛇神 今邑彩 長野の山奥に伝わる蛇神信仰。ホラーに分類されているけど、私的にはホラーという感じはしなかった。 紫蘭の花嫁 乃南アサ 猟奇的殺人犯を追う冷徹な刑事とその前に現れた不思議な美女。そしてストーカーのように探し回る男。複雑な人間像が最後まで犯人がわからなかった。 トワイライト 重松清 以前紹介したので省略 ミスト 池井戸潤 閑かな山村でおきた不可解な連続殺人事件。 それは昔東京で起きた殺人事件と似ている。 レイクサイド 東野圭吾 中学受験のために別荘地で親子合宿。そこで起きた殺人事件をみんなで隠蔽。 子供のために何でもする親のエゴ。とっても怖い。 その時は彼によろしく 市川拓司 小学校から中学にかけていつも一緒にいた3人と1匹の深い友情。切なくてとても温かいストーリーでした。 本能寺の変 津本陽 なぜ明智光秀は織田信長を倒したのか。 その謎が少しわかった気がした。 それ行け!トシコさん 群ようこ 群さん独特の文章が、結構不幸かも?というトシコさんの生活を明るく笑い飛ばしてくれる物にしているみたい。 軽く読めます。 銀行総務特命 池井戸潤 短編集。 銀行内部の告発かと思ったら、誘拐事件あり、傷害事件ありでした。 流星ワゴン 重松清 …

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読書も大好き! 「トワイライト」

私は本は借りる派です。 読書家にとっては買う派・借りる派と別れるけど、図書館で借りて読むことがほとんどですね。 本当に本大好き!の人にとっては借りる派は、本当の本好きとは言えないだろう~~!って思う人もいるかもしれません。 でも本読む楽しさは買っても借りても同じでは?そう思います。 まあ色んな考えがありますしね。 最近のお気に入りの作家は 乃南アサ 東野圭吾 池井戸潤 群ようこ  そしてまた新たに、 重松清さん ブルー・ブルーさんのブログで重松さんも面白そうだな~~と思って借りました。 「トワイライト」 重松清 小学6年の時に埋めたタイムカプセル、40才になったら掘り出すことになっていたけれど、39才の今、小学校が廃校になり建て壊されることになり、急遽、掘り出すことに決まった。 そして集まった仲間達。 小6の時にのび太と呼ばれていた克也。ジャイアンこと徹夫。そして克也が密かに憧れていた静ちゃんこと真理子。 ケチャのあだ名の淳子など数人が集まった。 ジャイアンの徹夫と静ちゃんの真理子が夫婦になっていた。 当時のキラキラして夢が大きかった小学時代。 今はみんな疲れた大人になってしまった。 子供の頃、明日になったら何でも出来る。イヤなことも明日になったら忘れて思い切り笑える。 そんな夢や思いを抱えていた子供時代。 でも現実はあまりにも厳しい。 夢が持てずに疲れてしまった。 共感できる部分がたくさんあって。 文章に…

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読書も大好き! 6月に読んだ本

6月に読んだ本 宮尾本 平家物語(三・四)宮尾登美子 以前ブログに載せたので省略。 本がとても厚かった!重かった! 不発弾 乃南アサ 短編集。 家族に疎まれ、妻には給料を運んできてくれるだけの夫、と思われ、子供達にはウザイと思われている父がある日、爆発、妻からキャッシュカードを取り上げ家を出る。それを不発弾に例えている。 あり得そうな話でちょっと身につまされる物も。 阪急電車 有川浩 気持ちがとても暖かくなる本でした。 オレたちバブル入行組 池井戸潤 もと行員だったので銀行内部の事情をよく知っている。 無理矢理通した融資先の会社が倒産!その融資を担当した課長が責任を取らされそうになり、自らその案件に隠された物を暴き出す。 現実にはあり得るかな?と思うけれど、どんどん引き込まれました。 朱雀の闇 高野裕美子 花火師の夫が水中花火の打ち上げの際九死に一生を得る大火傷の事故が。 その事故は仕組まれた物。 そしてこの花火師の妻は造り酒屋の娘。兄が家を継いでいる。 もう一組の兄妹、この兄妹がこの本の鍵を握っている。 トライアル 真保裕一 競輪・競艇・競馬・オートレースをそれぞれ題材にした短編集。 有頂天家族 森見登美彦 京都が舞台。 金曜倶楽部という秘密結社に狸鍋にされてしまった父。そして愛すべき毛玉4兄弟。それに対抗する叔父一族。 この主人公は4兄弟の三男、矢三郎。師匠と仰ぐ天狗・赤玉先…

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読書も大好き! 「阪急電車 ~有川浩」

タイトルに惹かれて読んだ本。 「阪急電車」 有川浩 結婚して大阪に約2年半。 住んだのが阪急宝塚線沿線。 そんなんで、この本を手に取ってみた。 読んで大正解! 心がふんわり、暖かくなった。 本の内容は阪急線と言っても阪急今津線 宝塚駅から西宮北口まで。 駅の数で言うと8駅のとても短いローカル線。 でも電車の中でふと耳にした会話。 その会話の中に乗客達が色んな物語を抱えている。 一駅事に主人公が変わっていく。 そしてその主人公と次の駅からの主人公がほんの少し関わって、また次の主人公にバトンタッチ。 心が尖っていた主人公が電車の中の小さな出会いで、心のトゲが溶けていき、優しい心、自分を慈しむ心を取り戻す。 読んでいてとても幸せになれた気分。 読み終わるのがもったいない、そう思った本でした~~ 阪急電車幻冬舎有川 浩ユーザレビュー:決して女性向けではな ...爽やかな恋愛小説でし ...嗚呼微笑ましい小説。 ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

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本も大好き! 「宮尾本 平家物語(三・四)

厚かった!やっと完読! 宮尾本 平家物語(三・四)宮尾登美子著 平清盛の死後、徐々に暗雲が立ちこめ始めた平家一族。 源頼朝に平家追討の院宣が下され、東国で武装蜂起が始まり、いよいよ合戦が始まる。 木曽義仲・源義経らもいよいよ出陣。 それでも平家一族は貴族然としていて戦に敗れてもあまり切実に考えていないふしが見られる。 源氏に退廃を期し、西国に平家一族と安徳天皇は都落ちを決意する。 九州の地に流れた平氏一族は安息の地を得られぬまま不安な時間を過ごす。 そんな中、木曽義仲追討の命が源義経らに下される。 その後、壇ノ浦の合戦で平家が滅び、平家を滅ぼした義経も追討されてしまう。 木曽義仲追討のくだり、巴と義仲の最期などは高校時代の古典で習って知っている物もありました。 また義経の愛妾静御前が頼朝と北条政子の前で義経を慕って舞った物など、何とも悲しい物でした。 でもたくさんの登場人物の名前が・・・・もう訳わからなくなってしまった~~ 歴史は奥深い・・・

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読書も大好き! 5月に読んだ本

5月に読んだ本 びんぼう草 群ようこ 短編集。猫のぶーの話がとても面白かった。 クスッと笑える話ばかりでした。 パーフェクトブルー 宮部みゆき その昔、会社の球場を提供し、野球少年にスポーツドリンクとして実験していた薬品。その事件が後に悲惨な事件を巻き起こす。 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 ふわふわした文章でとっても不思議な世界を醸し出す。京都が舞台。 でも京都ならでは・・・と納得できる作品でした。 岩倉具視 永井路子 小説と言うより史実。 長年書きたかったと後書きにあったが、これなら今まで読んだ永井先生の小説の方が好きだな~~ 凍える牙 乃南アサ 男性社会の中で肩肘張って生きている女性刑事音道とたたき上げの刑事で女性蔑視その物の滝沢のコンビ。なかなか深い心理。事件自体も面白かった。 宮尾本 平家物語(一・二) 宮尾登美子 平清盛の誕生にまつわる話から「平家にあらずんば人にあらず」と言われた隆盛を極めた時代を描かれていました。 東京下町殺人暮色 宮部みゆき 未成年ならどんなむごい殺人事件を犯しても重い罪にならないと、うそぶく少年達。 読んでいて怖くなった。 図書館の女王を捜して 新井千裕 図書館の女王捜しと言うより、守護霊の話。でもオカルトではなく、内容がちょっとまとまっていない感じもした。 先人たちの知恵袋 群ようこ ことわざにまつわるエッセイ。 またまたとても面白かった …

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こんな本読んだ 「天使と悪魔」

5月にダヴィンチ・コードの作者ダン・ブラウンの著書 「天使と悪魔」がまたまたトム・ハンクス主演で映画公開があります。 それに先駆けて本を読みました。 天使と悪魔(上・下) ダン・ブラウン著 ある日ロバート・ラングドンの所にセルン(欧州原子核研究機構)所長マクシミリアン・コーラーから電話・FAXを貰う。 それはセルンの優秀な物理学者・レオナルド・ヴェトラの惨殺されてその究明を依頼した物。 謎を解くべくアメリカからスイスに飛び、そしてその謎を解くべくレオナルド・ヴェトラの義娘ヴィットリア・ヴェトラと共にヴァチカンへ。 ヴェトラ父娘は新兵器にもなりうる新たなるエネルギー物質(反物質)の開発を手がけており、その反物質が何者かにより盗まれてしまった。 その反物質がヴァチカンに持ち込まれ、多くの人命を危機にさらす時間を刻んでゆく。 ヴァチカンでは新しい法王を決めるコンクラーベが始まろうとしている。 昔からカトリック教会は科学者を悪とし、迫害してきた。 そのため科学者はフリーメイソンやイルミナティと言った組織で密かに迫害から逃れていった。 そういった歴史的史実などよくわからなかったけれど、とても面白く読めました。 しかし、物理も宗教も苦手なので、なかなか理解するには難しかった・・・ この小説がまた映画化されるけれど、どのようなスケールになるか、楽しみです。

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読んだ本 「まぼろしハワイ」

久しぶりに よしもとばななさんの本を読んでみた。 「まぼろしハワイ」 よしもとばななの作品は実に久しぶり。 キッチン、やTUGUMIを読んだ記憶がある。 でも当時はよしもとワールドの世界は私にはあまり共鳴できず、というか、彼女独特の世界に私はついて行けなかった。 でも今回 このタイトルに惹かれて読んでみました。 3つの短編に別れているけれど、どれも良かった! どうしようもないほどの苦しみと悲しみを抱えた主人公達がハワイに降り立ち、そこでその悲しみがハワイという土地である人は現地に住む人に癒され、ある人は日本で出会ったならこんな思いを抱かなかっただろうけれど、ハワイで出会い、心の奥深くにあった記憶の小さなトゲが消えていく。 この本からハワイの光や色、においなど感じました。 ハワイ、もう10年以上行っていないけれど、とても行きたい! そう思えました。 今ならよしもとワールドも少しは共鳴できるかもしれない・・・・

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読書! 「群雄譚 項羽と劉邦」

先週の土曜日からずっと読んでいてやっと昨日読み終わった本 津本陽 作 「群雄譚 項羽と劉邦」 いや~~~、しんどかった! 世界史、中国史は苦手・・・ どの時代に誰が何をしたか・・・そう言うことを世界史で習ったけれどすっかり忘れている!? でも映画で中国の史実にありそうな、なさそうな・・なんて映画を観たりしているので、 歴史を知らないより知って映画を観た方がより楽しめるだろうな~~、なんて思った。 そんなかんじでとりあえず、名前だけは知っている 「項羽と劉邦」の本を読んでみた。 でも読んでいても初めのうちはさっぱり頭に入らない! 名前を理解できなくて、本の最初にある登場人物の紹介を見ながら何とか読み進めた。 しかし、内容が結構ハード。 紀元前約200年くらいのすっごい昔なのに、中国ではもうすでに鉄の武器で闘っている! またその戦いもかなりむごい・・・ これもし映画だったら私は多分ギブアップだわ・・・ 読み終わったけれど、内容はやはりイマイチ理解できなかった~~~ 参った!参った!!

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