京都散歩 常照寺2

再び京都散歩に戻ります 常照寺のモミジが素晴らしくて、何枚もシャッターを切りました。 訪れる人もいるにはいますが、嵯峨野などの人混みもなく心置きなく写真が撮れました。 ここにはさすがに海外からの人はいませんでした。 本堂に上がりました。上から見る風景も素敵ですね。 本堂横の講堂の様な場所に行くと吉野太夫のビデオが流れていました。 吉野太夫は「寛永三名妓」の一人といわれ、容姿が美しいだけではなく、和歌、俳諧、書、茶道、琴、琵琶、笙、香道、華道など諸芸に秀でていたことから、その名声は遠く明国(中国)にまで聞こえていたそうです。 また毎年4月の第三日曜日に花供養が行われ太夫道中が見られます。 じっくり吉野太夫に触れ、吉野太夫のゆかりの茶席「遺芳庵」(いほうあん)には、吉野が好んだ「吉野窓」と呼ばれる壁一面の大丸窓があります。 仏教では完全な円は完成した悟りの姿を示すといわれていますが、この「吉野窓」は窓の下部が切れて直線となっています。 吉野太夫はこの吉野窓に完全ではない自分の姿を映し、自らを戒めていたそうです。 才色兼備を鼻にかけず、常に仏を信仰していた吉野太夫、素晴らしい女性なのだろうなって思いました。

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